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本日は、ECB政策金利発表（21:45）、ラガルド総裁の会見（22:30）があります。

今夜の題目は、ゆうゆうさんのコメントから頂き、「ユーロ劇場」と名付けました。いつも有難うございます。

ユーロは、EU（欧州連合）の加盟国で使う通貨で、1番取引量の大きいアメリカのドルに次ぐ2番目に取引量が大きい国際通貨です。

3番目は日本の円で、世界中で、この小さな国の日本が3番目という事は、如何に日本は貿易に頼って自国生産が無いかという事がわかると思います。ドル円が0.001円動くことで、企業は為替差益で儲けたり損したりする訳で、実質的な経常収支にも大きく影響してきます。

さて、ユーロは1945年第2次世界大戦終了後、戦争を引き起こさないように様々な関係部門で共通の連合体が創設されて話し合いが行われ、そして共通通貨としてユーロが1999年（平成11年）誕生しました。

月足チャートを見ると、ユーロドルは1.1746辺りから始まり、2000年0.823までユーロ安となり、リーマンショックの2008年1.6038まで上昇後、長期の戻り売り時代に突入し、1.2辺りで何度も跳ね返され、2014年に1.2を下抜け、2017年1.034安値を付けて上昇トレンドへ反転しました。現在の価格1.2辺りはレジサポラインとなっています。

そして、今夜、2020年最後の12月、ユーロはレジサポライン（サポレジラインとも言う）1.21で跳ね返されるのでしょうか？それとも突破して第3波へとトレンド入りするのでしょうか？

トレードではどのように動くかというイメージが大事で、チャートの上でイメージを作ります。

例えば、スポーツ選手や将棋界の藤井壮太さんも同じく、一番ベストの姿をイメージします。イメージしたベストの姿に向けて特訓するのですね。

私は、ユーロドル1時間足では平行チャネルラインで持合を形成し、1.21を突破すれば、次は、平行チャネルラインの倍（フィボナッチ100％）で1.22・・・そして、1.5倍（フィボナッチ150%）の1.2244で、4時間足のチャネルラインに交わります。

ここまで上昇するとイメージができ、1.2244の少し上の1.228まで売り指値を置き、フィボナッチ200％の1.234に損切り設定しました。

本日は、ここまで動かないと思いますが、まずはイメージを書きました。ご覧下さり有難うございました。

（＊）上記の上値と下値は、直近の高値と安値、またそれに値幅を加味して書いていますが、相場が急変した時は上値や下値通りにはならないのでご留意ください。