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本日の東京市場では日経平均やアジア株が総じて上昇、欧州市場では欧州株も上昇して始まっています。

株高に連動するヘッジ通貨（オセアニア通貨やポンド）も堅調に上昇しています。また、資源通貨であるオセアニア通貨やカナダドルは原油高に連動して上昇します。

月曜日の朝の記事に書きましたが、今、市場がテーマにしているのは、コロナワクチンの普及、景気対策の追加緩和、米国バイデン政権への期待と思われます。

何故、ポンドのEU離脱通商協議が市場のテーマにならないかという質問もありましたが、先々週や先週のポンドのチャートが上下する動きを見て、もう、市場はポンドのテーマに飽き飽きしてネタ切れで遊んでいる動きと、私は感じました。

各FX業者が提供する顧客が保有するポジション情報と、利益確定や逆指値の予約情報を見ると、ポンドは、安値から買っている方と新規に買い増しをした方が出てきたような状況でした。
買い方は利益が出てますが、売り方のほとんどは損失で捕まっており、売り方の逆指値（ストップ）を狙うために高値高値へ上昇し、そして、売り方のポジションが無くなり、買い方のポジションが多くなり、買い方の高値買いが溜まり始めたら、相場は下げると思います。

上の説明では、分かりにくいですね。顧客のポジション状況と相場のチャートの動きを連動させて理解するのは難しいですね。

ポンドが下げだしたら、後付けで、EU離脱通商協議が決裂したと情報が出ると思います。

ドル円ですが、買いから売りに転換中、上値は104.25円、104.4円、104.55円、下値は103.95円、103.75円でしょう。

ポンド円ですが、買い、上値は140.27円、140.6円、下値は139円でしょう。

ポンドドルですが、買い、上値は1.3482、1.3515、下値は1.3344でしょう。

ユーロドルですが、買い、上値は1.2157、1.2213、下値は1.209でしょう。

オセアニア通貨は全て買い継続になっています。

（＊）上記の上値と下値は、直近の高値と安値、またそれに値幅を加味して書いていますが、相場が急変した時は上値や下値通りにはならないのでご留意ください。