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おはようございます。

先週の相場も前々週に引き続きドル安・株高の動きで、米株は最高値更新でした。

欧州は新型コロナワクチンの認可申請で、ユーロドルは2018年4月以来の高値1.2177となりました。

中国貿易で関わりの深いオージドルは、米国の対中制裁措置でドル安相場が続き、さらに中国経済指標で回復が見込まれ、高値0.7449まで上昇しました。

ポンドドルも英EU離脱貿易交渉の不調よりも合意への期待が大きく、高値1.3538まで上昇しました。

逆に、ドル円はドル安相場で、安値103.67円と更新しました。

各経済指標はコロナの影響で悪い結果が出ることはわかっており（織り込み済み）、相場の今のテーマは、コロナワクチンの普及、景気対策の追加緩和、米国バイデン政権への期待でしょう。

先週の戦略はポンド円の戻り売りでした。上昇トレンド（1時間足のチャネルライン）でも上下に揺れてくれたお陰で、少しは利が取れました。

今週ですが、ECB政策金利とラガルド総裁会見（木・21:45）、EU首脳会議（木~金）などで、ユーロとポンドが動きそうです。

今週の戦略は、ユーロとポンドの戻り売りにしたいと思います。

＊下記の上値と下値は、直近の高値と安値、またそれに値幅を加味して書いていますが、相場が急変した時は上値や下値通りにはならないのでご留意ください。

ドル円ですが、先々週から高値104.7円から安値103.7円のレンジボックスで動いています。

4時間足チャネルラインは下抜けで戻り売り優勢です。何回も103円台で跳ね返されていますが、下抜けを仮定して、上値は104.4円台、下値は102.61円、101.61円とみています。

ポンド円ですが、先週はEU離脱貿易交渉の不調と進展の2つの情報で上下に揺れました。

2016年6月23日EU離脱決定、2020年1月31日離脱、まだ貿易協議は続いていますが、材料的にはネタ切れで下落するのではないかと思います。上値は先週高値140.7円、下値は138.1円、137.2円、136.3円とみています。

ユーロドルですが、金融緩和による金余り現象で、商品投資の仮想通貨や金、為替では世界2大通貨のユーロが買われています。先週高値1.2177を上抜けすれば、4時間足チャネルラインで上値は1.2205、1.2317、下値は1.2043、1.201、1.192とみています。

寒くなりました。風邪やコロナ対策をして万全で頑張りましょう。