ポンドは大幅続伸、ドル円は小安い！

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昨日の為替相場は東京では、朝はシリアリスクの後退からドル円で107.67円、ポンド円で153.52円まで上昇しましたが、ドル円の107.70円からの大量売りオーダーで107.12円まで下落し、ポンド円も152.82円まで下落しました。

欧州では欧州金利高からポンド、ユーロから買われ、ドルが売られました。
ＮＹ序盤でドル円は107.39円まで反発し、107.07円で終わるなど弱い動きでした。

昨日は、ポンドが全面的に買われました。ポンドの早期利上げ観測や筋の悪いモデル系ファンドの買いですが、ポンド円で153.70円、ポンドドルで1.4340まで上昇しました。
諦めて買戻しも相当出ており、いつ下げてもよさそうですが、甘い考えは持つべきではないかもしれません。
ドル円は中国に対する為替切り下げ懸念や本日から訪中する安倍さんに対して貿易摩擦問題、為替問題に対する懸念をのべるのではないかとの観測からのドル安もあるようです。
安倍さんの支持率は急落しており、外交の成功を誇示するには相当なお土産や妥協が必要でしょうね。

本日は東京では日経平均や海外勢の動向次第、海外では英雇用統計、住宅指標などがありますが、ファンド勢の仕掛け次第で欧州通貨主導の動きとなりそうです。