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今週もお疲れ様でした。先日、私、ダメおやじが長年取り組んできたスキャルピング手法を公開しました。古株さん、常連さんは皆さん同じ手法で取り組まれていますが、新しい参加者の方は知らないと思いますので、再度、掲載致します。

為替に取り組んで早35年、長い歴史でした。プラザ合意（1985年9月）、ブラックマンデー（1987年10月）、日経平均4万円（1989年12月）、阪神大震災（1995年1月）、日銀ユーロ買い協調介入（2000年9月）、サブプライムローン問題（2006年）、リーマンショック（2008年9月）、FRB量的緩和導入（2008年11月）、東日本大震災（2011年3月）、日銀ドル買い単独介入（2011年10月）、日銀量的緩和導入（2013年4月）、スイスショック（2015年1月）、FRBゼロ金利解除（2015年12月）、日銀マイナス金利導入（2016年1月）、英EU離脱（2016年6月）、フラッシュクラッシュ（2019年1月）、コロナショック（2020年3月）等など、たくさんの出来事がありました。

私は売り専門のスキャルピングトレーダーで、コメントに「売りました」「利を取りました」とたくさん書き込みました。1日10回以上のスキャルピングで利益を出していくので、pips合計が合わず、皆さんから「pipsの合計が合っていませんよ」と指摘され、また「この売りポジはどうなったのですか」という質問をたくさん頂きました。皆さん、本当にスキャルピング手法で利益を獲得され、一番皆さんに合った手法ではないかと自負しています。

スキャルピングは「上がれば売る、下げれば買う」の柳のように揺れるトレードで、エントリーする基準はほとんど感覚的な感じで（今はとんがりハンターが利用できます）、テクニカル分析も、ファンダメンタルズ分析も、センチメント分析も、全く必要ありません。

ただ、ロット数が多ければ、逃げられなくなった（利を取れなかった時）ポジションを放置するため（損切りは一切しない）、低ロットで取り組んでいます。大ロットでは放置ポジションが多くなれば大火事つまり火だるまになってしまいます。低ロットのスキャルピングは1日10pips＊10回＝100pips、低ロットでも結構な利益になりますし、低ロットなので利を取れなかったポジションは放置しても気になりません。そして、利益が出て資金が2倍になったら、出金して元の証拠金に戻します（出金して証拠金を増やさないことが重要です）。放置ポジションで証拠金維持率が悪くなれば、その時は全決済して、入金はせずに、また新たに取り組んでいき、元の証拠金の2倍になれば出金していきます。

「このポジはどうしましたか？」「pips数の合計が合っていませんよ」私のポジションを気にして頂き、また合計数まで計算して頂き、本当に、皆さんが同じ手法で取り組んで下さっていることは大変嬉しいことです。また、機会があればトレード履歴も出したいと思っています。この手法はとても簡単で、相場が見方してくれれば大きな利益になります。この手法で損失が大きくなるのは相場が悪いためで、この手法が悪いためではありません。ただ、手法が合わない相場の時には休めばいいのですが、見極めが難しいこともあり、それはトレードする側の責務かもしれません。私は売り専門ですが、売りも買いもする方は、ヘッジの証拠金が一方だけの「ヒロセ通商」が良いと思います。是非、皆さん、これからもスキャルピングで頑張っていきましょう。