FXを始める時にいくらからスタートしたら良いのですか?と聞かれることがあります。最低資金としては10万円くらいからできると答えることができますが、その人が求めているリターン等を考えると一概に言えない場合が多いです。多くのリターンを求めているのに、少額資金からしか無理だと言われると現実問題として厳しいですからね。
だから、そういう場合はデモ取引を活用して体験してもらう事が良いと思います。上図のようにヒロセ通商のデモであれば1万円~1,000万円まで設定が可能です。無料で手続きも1分くらいでできるので、複数回設定を変えて一番しっくりくる金額設定を模索することが失敗がない運用方法になるでしょう。
また、10万円などの少額資金から開始したけど、もっと大きく狙っていきたいと意気込んでいる人にもお勧めです。少額トレードである程度手ごたえを感じて、もっと大きな資金で増やしていきたいという事なので、50万円、100万円、500万円、1,000万円など実際に試してみて考えるのが良いでしょう。
デモ取引では操作方法や資金量のシミュレーションなど、様々なシーンで活用できるので練習は有益です。事前に勉強しておくべき所は抜かりなく押さえておくべきでしょう。ただ、デモとリアルではメンタルへの負荷など本番トレードでは別物になりますので、デモで勝てるからと言って鵜呑みにしないようにしましょう。あくまでも使用感を試すのがデモの役割です。
リスク管理の目安を探る事ができる
相談で「損切りはどうすればいいかわかりません。」というものが多数寄せられます。一つの回答としてはチャート上の節目などを目途に撤退ポイントを決めつつ、資金管理(リスク管理)で許容可能な範囲を決めていくのが良いと思います。そのためにデモ口座を活用して試すことは有効でしょう。
慣れれば簡単なのですが、初心者では一度にぱっと判断する事は難しいでしょう。1回の損切りで許容できる金額を把握しておき、チャート上での節目を見て損切値をイメージしつつロットの大小で目標のリスク許容額に調整していくことができればスムーズです。何度も繰り返し感覚を研ぎ澄ましていくと良いでしょう。
様々な体験が後で生きてくる
リアルトレードと違いデモトレードでは常識外のやり方が試せるのが良いです。例えば、自分が正しいと思った判断基準と真逆のポジションを取ってみるとか。いつも負けているならそれで勝てるのでは?と一度は思う事だと思います。それで勝てるなら良いですし、勝てないならなぜだ?と新しいヒントが出てくるでしょう。
さらに、1回に1枚ずつのトレードの人は100枚にしてみるとか。1枚でやっている時は勝ち負けを繰り返しつつ、月間で得た利益を100枚でトレードした時には1回で得られるかもしれません。その時にどう感じるか?効率が良いと感じるか、怖いと感じるかで取るべき道は変わるでしょう。それらは体験してみないとわかりません。
自分に合った成功の方程式は何かと比較した時に初めてわかります。比べて、比べてを繰り返しブラッシュアップしていくこともあります。同じことを繰り返す事にあまり意味がないですが、未体験な事を試して感じていく事が成長への近道です。リアル口座でできればベストですが難しいと思いますので、デモ口座で試して実感してみるのがコスパが良いと思います。