「FXは自己流はダメなのでしょうか?誰かに教えてもらったほうが良いでしょうか?」という質問を頂く事が多いです。結論から書きますと、自己流でも全然OKです。そして、誰かに教えてもらう事も良い事だと思います。どちらがというより、どちらも必要な事だと思います。
ただ、順番としては自分で考えて学びたいからスタートしなければなりません。学校の授業のようにやる気がなくても授業を受けているだけの状態では、当然のように身に付くものではないですし、FXはテストみたいなものがないので実損としてリスクを被ります。
全て自己責任なので、自分で考えて行動し責任を取るという強い意識を持って取り組むべきです。自分以外は誰も助けてくれないですし、どんな素晴らしい情報も活用できなければ意味をなしません。誰かに依存するのではなく、語弊を恐れなければ利用する意識で取り組みましょう。
初心者セミナーは意味がない?
FXセミナーを受け書籍も読んでみたけど勝てない…と悩んでいる人も多いですが、よくよく話しを聞いてみると、受講したり読書をする事が目的になっていて、何を得てトレードに生かすことができていないと思います。これは学校の授業も同じなのですが、経験不足と知りたいという欲求不足です。
解消するためには、実践トレードを経験して「なぜ?」「知りたい」という欲求が高まっていないからです。何もない状態で情報を一方的に得ても吸収できません。経験し痛みを感じて改善したい気持ちがあるから、情報は吸収されて最適化されていくのです。実戦経験が圧倒的に足りない場合が多いです。
つまり、セミナーや書籍等の意味がいないわけではなく、吸収する側の下準備ができていないからなのです。「なぜ?」「知りたい」気持ちが強ければ、書籍も読み漁るでしょうし、セミナーでは講師に質問を多くするでしょう。そういう人は自分一人で考えるより、レバレッジがかかるため早く成長できます。
他人に教えるつもりで学んでみる
FXについて勉強し実践で活用するけどうまく行かない場合もあると思いますが、そういう時は他人に説明してみましょう。客観的に自分がどれだけ理解できているかがわかると思います。核心部分があやふやであったりすることに気付く場合もあります。
また、何かの情報を得た際にも他人に説明できるかどうかを意識すれば、理解も深まりますしお薦めだと思います。あとはポジションを持つ際にも他人に説明できるようになれば、癖として冷静に自分を見つめ直すことができます。最初はポジショントークになりがちですが、少しずつでも改善はしていけますよ。
まとめ
FXは自己流はダメな事はなくて、むしろ自分を信じて取り組んでいく事が成功に近づきます。その他の情報は参考なだけであり、自分の使い方次第という事です。ある人にとっては無益かもしれませんが、自分には有益かもしれません。試してみないとわからないのです。
相場のチャンスもモジモジしていては一生掴むことができません。少しずつでも試していき自分で感じ取っていく事が大切です。物事に取り組む際にやらない後悔は改善できませんが、やって失敗した事は改善余地が出てきます。それしか進歩する余地はありません。