FXをやっているけど結果が出ない時は「自分にはFXは向いていないのでは??」と自問してしまうこともあるでしょう。実際にそういう問い合わせもありますが、基本的には向き不向きは関係ないと思います。
正確に書くと、他の要因と比べると大した要因ではないということです。それよりも意思が大事で、自分がFXをしたいのかどうか次第であると思います。必要性を感じたり、好きであるなどが重要です。
人間は様々なタイプがあります。例えば、器用な人、不器用な人。一見すると器用な人が有利に思えますが、一概にはそう言い切れません。器用で粘り強い人が強いのですが、それは天才と言われる人で一握りです。
「ウサギと亀の話」のように器用であればサボり癖が付きやすく、不器用であれば吸収力低いです。しかし、トータルで考えればどちらが有利不利はありません。FXをしたいという意思が大事です。
人間は必要性に応じて変化する生き物
人間、動物全般的に言えますが、生きていくために必要であれば変化します。これは進化論でも実証済みであり、身近な例であればケガをすればカサブタができ皮膚が固くなります。危険な環境に対応しようとする証拠です。
物事が上手になるということはこの原理と同じです。パソコンのタイピングも最初はできなくても、必要性があり練習するうちに上手になっていったと思います。FXもこれと同じことなのです。
必要性を感じてFXをもっと上手になり稼ぎたいと強く思うことで、その環境下でいかようにも変化していくことは可能でしょう。肉体の変化ではなく脳内変化なので見えないためピンと来ないかもしれませんが、肉体も頭脳(精神)も同じ原理で成長して朽ちていきます。
つまり、動物の本能として仮に不得意で劣っていても、当初よりは改善されますし他で伸ばせる所が生きてくることがあります。自分にはこのような事ができるのかとびっくりするかもしれません。
老若男女問わず得意不得意は必ずありますが、全て平等な土俵上での勝負です。しかも、お金持ちかそうでないかなどの経済的理由もレバレッジが効くため関係ありません。全ての人にとって限りなく平等なのです。
トレードがうまくいっていないと言い訳を考えてしまいがちですが、誰もが同じ土俵の上で戦っていることを忘れずに、自分がすべきことを考えて取り組んでいきましょう。結果につながるかどうかわからなくても、その一歩で新しい気付きも出てくる可能性があるのですから。