スキャルピングとは短期間に売買を繰り返し、小さな利益を積み重ねて行く手法の事です。短いものであれば「秒スキャ」と呼ばれ秒単位で数pipsを狙ってトレードをするものもあります。値動きの癖を捉えて素早くトレードをするもので専業投資家で活用している人も多いです。
FX初心者の方ではこう聞くと難しそうだなと感じるかもしれませんが、実は初心者ほどスキャルピングに向いていると思いますので、今回はその理由を解説していきたいと思います。合う合わないもあると思いますが、トレードスタイルの幅を広げるためにも参考になると思いますので、この機会に検討してみてください。
FX初心者が陥る失敗を防いでくれる
・相場観がない、わからない
・ファンダメンタルズ分析ができない
・資金管理などのリスク管理ができない
・仕事などがありトレード時間がない
・ポジションを持つとストレスを感じる
FXで勝とうと思えばテクニカル分析を勉強し相場観を持てるようになったり、ニュースを読み解きファンダメンタルズ分析ができるようになったり、相場に合った資金管理を行う必要があったりと様々な研究を経て少しずつ上達していく必要があります。それをスキャルピングであれば概ね解決してくれます。
FX勉強会でもエントリーや決済ルールについては解説していますが、スキャルでは瞬時の判断が必要になるため事前に全てルール化します。例えば、●●になれば売って▲▲になれば損切り、■■になれば利食い、などと決めているためトレードは機械的に実行するだけです。相場を見て判断するという迷いが少ないです。
また、短期売買なので経済指標発表を除けばファンダメンタルズ情報の影響を受けにくく、難しい経済の勉強をスルーすることができます。長期運用のようにポジションを持ち続ける必要がないためリスクが限定されます。短時間のトレードなので帰宅後に少しの間でもできますし、外出先でも隙間時間で利益を狙う事もできます。売買回数が増えるため経験値が付きやすく上達も早くなります。
このようにスキャルピングはプロが使う手法のように思われがちですが、初心者でも多くのメリットを享受できるため積極的に活用すべきものだと思います。国内FX業者であればスプレッドが限りなく0に近いので手数料を気にする事もなく運用できるようになりましたので、初心者の方は検討してみると良いでしょう。
具体的なスキャルピング手法
スキャルピングと言えばJFXの小林社長のテクニックが王道でわかりやすいです。トレードルールも具体的でわかりやすいので、初心者でも再現できるものだと思います。初めて取り組む人はデモトレードで試してみる事をお薦めします。実践でやって学ぶことが効率が良いでしょう。
さらに、JFXでは取引画面中にあるマーケットナビで日々最新のトレード情報がアップされていますので、スキャルをする際にも参考情報を得られます。各通貨ペア毎に出されます高値安値や1日の値動きのイメージを確認しつつするとトレード時にも役立つと思います。
スキャルピングのデメリット
スキャルピングのデメリットとしては集中力を要して体力的に疲れるかもしれません。稼げるならそんの関係ないと思われるかもしれませんが、短期集中で時間を決めてするならまだしも、ずっとパソコンに張り付いていると集中力も低下します。個人差もあると思いますが、適度に休憩するようにしましょう。
できればパソコンでの取引が推奨です。スマホでも可能なのですが小さな画面で目を凝らしていると疲れますし、通信環境等で思ったレートで約定できなかったりすることもあります。それらを考えると安定したパソコンでトレードをするほうが良いのではないかと個人的には思います。
まとめ
長期運用になればなるほどロスカットにならない運用法など、資金管理に工夫をしながら進めていく必要があります。その点、スキャルピングは1回のトレードが短いためリスクを抱える時間も少ないため初心者にお薦めであると言えます。少額からスタートするにも向いていると言えるでしょう。
スキャルで鉄板手法を見つけたらロットを上げて効率よく稼ぐ事ができます。1週間後の天気はわかりませんが、1分後の天気はわかるように短期のほうが予想しやすい所もあるため、勝率が高いと言えるポイントを初心者でも見つけやすいと思います。ぜひ、初心者にも試してみて欲しいです。