システムトラブルでFX口座が使えない!?
FXはネット上で売買をするもので、一人一人にログイン画面が用意され専用のアプリで取引します。私たちは当たり前にそれを活用していますが、それが使えなくなったら新規注文ができない、損切りや利食いができないなど致命的なダメージを受けます。
しかし、それは他人事ではなく昨日のコロナショック時にも各社でサーバーが落ちるなどして、ログインができないや取引ができないという状況が頻発したようです。現在確認できているものでは、YJFX、GMOクリック証券、SBIFX、楽天証券、IG証券などがあります。
「ご容赦頂ますように」って酷いような…。誤って済むなら金融庁はいらないんだよ!(笑)#YJFX #SBI pic.twitter.com/m2FBkRltPD
— カッチン@たたた勢 (@ramusansan) March 9, 2020
ツイッターで検索するとカッチン@たたた勢さんのような呟きがヒットし、その影響は本日でも続いているようです。ネットで完結するFXである以上、サーバーダウンをされると新規発注や利食いも機会損失になるため嫌ですが、それよりも損切りができないのが辛いです。
リスク管理が何よりも重要だ思いますが、それができずに指をくわえて復旧するのを待つしかありません。しかも、システムトラブルは口座開設時の約款で免責が書かれているため、業者側が負担してくれることは稀でありないと思ったほうが良いでしょう。
個人投資家が防衛する方法は??
1.システムトラブルにも強いFX業者を選ぶ
DMMFX、みんなのFX、外為オンライン、FXブロードネット、ヒロセ通商、JFXなどで様々な業者ではシステムトラブルが生じたことを確認できていません。特にDMMFXはスプレッドもタイトな状態を保っていたようで急変動時にも他と比べて強いという印象です。そのほかでは、みんなのFXが高スペック業者の中では問題なく稼働できていて安定性もあるという結果となりました。
相場が荒れる時にはどうしてもスプレッドもワイドになってしまいますが、スプレッドと同様に約定能力も重要になってきます。スプレッドはそのままでも約定拒否をされたりするケースもありますので、鵜呑みはできませんがそれでも他と比較してマシかどうかがポイントになるでしょう。
2.複数の業者で口座開設しておく
システムトラブルでFX口座が使えなくなるのは、嫌ですが宿命として受け入れるしかありません。私たちでできる事は、普段から信頼を置けるFX口座を複数用意しておき、有事の際には入金をしてトレードできるようにしておくことです。
Aという口座でドル円の買い100枚をもっていたけどシステムダウンしてしまった場合、Bという口座でドル円の売り100枚を持つことで両建て状態にすることです。気を付けないといけないのがロスカットになります。為替変動が大きい時にはロスカットになりそうな場合は、片方で同枚数入れても両方ロスカットとなる危険性があります。見極める必要はあるでしょう。
3.PCやスマホなど複数デバイスを用意しておく
これは業者側というより投資家側の事になりますが、使っているPCがフリーズや壊れてしまった時の為に、スマホでも普段からログインできるようにしておきましょう。有事の際にはそちらからも注文できるようにしておけば、最低限のフォローをすることができます。
普段から準備をしておかないと、スマホのアプリをダウンロードしてIDとパスワードを入力して・・・とモタモタしている間に損失が拡大してしまう危険性が高まりますので、1か月に数回はスマホでもログインして確認しておくほうが良いかもしれません。
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ハイスペックでありながら昨日の乱高下に対しても安定して稼働していたFX口座です。ここで注意したい事は今後の変動に対して保証されるものではないという事です。過去の事例を基にどのFX口座が強いのかを検証していくしかありません。ただ、それが重要になり下準備を怠らないことです。
FXではトレードだけでなくそれ以外の所で差がついていきます。為替相場が上がるか下がるかの予想よりも大切な事になると思います。専業投資家はそういう細かな所に拘って負けを減らし1円でも勝てるように努力しているものです。勝ちやすい環境を整えましょう。