年も変わりFXでは確定申告の準備をしないといけない時期になりました。面倒くさいですが、年間を通じて儲かった人も、損をした人も確定申告はしておいたほうが良いです。儲かった人は「どうせ、バレないだろう」と思っているとある日突然、指摘を受けてパニックとなってしまったりしないように、あらかじめ確認をしておいたほうが良いでしょう。
また、損をした人も「3年間の繰越控除」を受ける事ができるので、向こう3年間に利益が出ても相殺する事もできます。さらに、バイナリーオプション、商品先物、日経225先物などの金融商品とも損益通算して計上できるため、複数の投資商品で勝負をされている人にはメリットが大きいです。
【FX確定申告の概要】
2021年2月16日(火)〜2021年4月 15 日(木)まで
■確定申告対象期間
2020年1月1日から同年12月31日まで分
■確定申告が必須な人
FX取引において、年間を通して”20万円”以上の利益を得た人
※必須ではないがFX取引で損をした人もやったほうが得
■税率について
申告分離課税で税率一律20%(所得税:15%、住民税:5%)
※海外FX、仮想通貨(暗号資産)は雑所得で総合課税になります。
■確定申告に必要なもの
源泉徴収票
FX会社から取得する年間損益報告書
取引手数料やセミナー参加費用など必要経費を証明する領収書(必要なら)
FXの申告対象はあくまでも決済したものであり未決済分は含まない。
未決済のポジションやスワップは対象外。
※用意するのも
・源泉徴収票
・年間取引報告書
※画像をクリックすると大きくなります。
確定申告方法 動画解説
【注意喚起】
これはあくまでも参考として内容をまとめたものであり、必ず国税庁HP等で内容は確認してください。内容については万全を期していますが真偽を保証できるものではございません。また、迷った際は必ず最寄りの税務署にご相談ください。