皆さん、こんにちは。ダメおやじです。
先週は週明けから日銀のマイナス金利解除の報道でドル円・クロス円が約1円の下窓で始まりましたが、報道の解釈が行き過ぎもあり、また月曜火曜の急落急騰は戻すという相場の癖もあり、ドル円は145.9円から147.9円まで約2円、ポンド円は182.6円から184.3円まで約1.7円全戻しでした。
週半ばのECBでは経済成長率の下方修正が嫌気され、併せて米小売りや米CPI・PPIが強い結果となり、ユーロ売りドル買いが加速、ユーロドルは1.076から1.063まで約130pips撃沈、欧州通貨のポンド円も182.5円まで約1.8円撃沈後にドル円の上昇に連れて183.9円まで約1.4円戻しました。
株価は米経済の強い結果に支持され上昇しましたが、最終日は金利が上昇、またミシガン大学の消費者信頼感指数が5年先や10年先も低下との結果も受けて、下落で調整されました。
今週の戦略はFOMC(20日3:00)、英政策金利(21日20:00)、日銀金融政策(22日)があり乱高下するかもで「戻り売り・押し目買いも臨機に!」とします。
ユーロドルは先週のECB会見でスタグフレーション(物価上昇による経済活動の停滞)懸念が出て戻り売りと思いますが、今週のFOMCではFRBの後1回の利上げは織込み済で利上げサイクル完了になるか否かで積極的にドル買いも出来ず、ユーロドルの安値をハイレバで叩き売るのは危険かもです。
また、ポンドも戻り売りと思いますが、利上げ余地のある政策金利に要注意です。
豪ドルは貿易国である中国経済指標が予想を大きく上回り、また株や資源にも連動型なので、株高や資源高になれば買われるかもです。
ドル円は日米金利差(スワップ目的)や緩和継続で買いですが、日銀がマイナス金利解除や口先介入などドル円上昇阻止をちらつかせており、今週の最終日には日銀金融政策もあり上値は乏しく戻り売りかもです。
日柄変化日は豪ドル円が18日、ドル円・ユーロドル・ポンドドルが20日、豪ドルドルが19日と20日、ポンド円22日になっており、前日の高値・安値に注目です。原油18日、NYダウ先物21日、ゴールド19日と22日になっています。
#ドル円 買い146.5・146・145.6・145.2・144.5・144.3(損切り143.4)利食いは売場。売り148・148.3・148.5・148.8・149・149.2(損切り149.7)利食いは買場。
#ポンド円 買い182.7・182.4・182.2・181.5(損切り181.2)利食いは売場。売り184・184.2・184.5・184.7・185・185.4(損切り185.6)利食いは買場。
#ユーロドル 売り1.07・1.074・1.079・1.082・1.085(損切り1.087)利食い1.062・1.057・1.053・1.049
#豪ドル円 買い94.7・94.4・94.2・94・93.7(損切り93.4)利食い95.2・95.4・95.6・95.9
上記のレートは、4時間足と日足を利用して提示しています。予め指値・損切り・利食いを設定しておいても良いですが、ナンピンとなるので資金管理にご配慮下さい。また予想と違う動きの時はノートレをお願いします。なお業者間で提示するレートやスプレッドの違い、相場が急変した時はレート通りにはならないのでご注意ください。特に損切りや分割利食い等は、各自でも設定をお願いします。
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