今週の戦略「ドル円は押し目買い、他は戻り売り」 2022年5月9日~5月13日

今週の戦略「ドル円は押し目買い、他は戻り売り」 2022年5月9日~5月13日

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おはようございます。ダメおやじです。

先週の戦略は「ドル円は押し目買い・クロス円とドルストは戻り売りだが・・・逆説もあり?」、相場は上下に揺れて押し目と戻り売りの両者顕在でした^^;

米FOMC金融政策では0.5%断続的利上げと6月からの緩和縮小(QT)が示され、市場が期待する0.75%が否定されて「ドル売り・株高」になりましたが、次の日は米金利が3%台へ跳ね上がり一転して「ドル買い・株安」となって終わりました。

ポンドはBOEで予想通りの利上げ1%でしたが、ベイリー総裁のリセッション(景気減速)会見や地方選挙での与党大敗ムードで急落となり戻らずに終了でした。

さて、利上げや緩和縮小は、既に皆さん知っている事で、何が不安かというと、金利・原油・ドルインデックス(ドルの強さを示す割合)の急激な高騰によるハイパーインフレです。

これらにより、金利を大幅に上げざる得なくなり、株式下落や景気減速に影響を及ぼすからです。

株式や景気に多大な影響を与えずインフレを制御する、利上げ対策だけでは無理のようですが、今はインフレと金利動向で相場は動いており、一喜一憂は続きそうです。

今週も「ドル円は押し目買い、他は戻り売り」ですが、相場アノマリーでは5月「セルインメイ」と10月「ハロウィンエフェクト」は相場の転換と言われています。今まで確率50%位なので分かりませんが、ドルストが月足や週足のサポートラインに入っており戻りが出るかもで要注意です。

日柄変化日は10~11日、14~15日となっています。特に、11日は米消費者物価指数CPIがあり要注意です。

・ドル円:4時間足上昇チャネルラインから133.3円~129.9円とみています。

・ポンド円:週足は大陰線丸坊主です。引き継ぐとみて161.9円~157円と考えました。157円はレジサポラインで下抜けると155.4円ですね。ただし、ポンドドルが上昇すれば連動するでしょう。

・ポンドドル:週足は大陰線丸坊主3本目。下落継続するか否か難しいところですが、継続とみて1.244~1.209と考えました。

・ユーロドル:週足は十字で相場の転換もしくは加速化です。今までに何度も十字から下落加速しており、今回も同様に1.057~1.031または1.025と考えました。

・ユーロ円:3月28日と4月21日の高値と今回の高値で三尊形成で下落と見て、138.4円~133.1円または132.6円と考えました。上昇となれば4月21日高値139.9円を上抜き、チャネルラインから141.4円や142円が見えてきます。

・豪ドル:週足は長い上髭陽線で弱い線です。髭は消されるダメおやじ相場格言「ひげ剃り」も考えましたが、今までの下落の流れから戻して下落と見て0.717~0.692と考えました。上昇となれば直近高値0.726を上抜くことになります。

・豪ドル円:93円~90円とみていますが、豪ドル円とユーロ円は同じチャートの形をしており、上値は96.5円や97.2円辺りまでくるかもしれません。

上記のレートは、トレード手法「XP5.10とんがりハンター&まるがりハンター」を利用し値幅をもとに提示していますが、業者間のレートやスプレッドが違います。また、相場が急変した時はレート通りにはならないのでご注意ください。特にストップは各自で設定をお願いします。

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