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おはようございます。ダメおやじです。

先週は「ドル買いが膨らみドル売りが殆ど消滅しており、もしかしたら巻き戻しもありかも」の予感通りドル安が進行し、ドル円買い・ドルスト売りの予想は的外れでした。ドル円は目先の到達目標とされていた110円台を維持出来ずに109円まで反落し、逆にユーロドルはポンド売りのフロー（流れ）も出て1.19まで反発しました。ポンドは世界で一番にワクチン接種が進んでいる事で買われ続けてきましたが、ワクチンの副作用問題で売られ、また米中対立で米商務省が中国企業を輸出規制リスト（コンティティリスト）に追加したことで中国株が下落、中国との関連が深いオージドルが売られました。

＜今週の注目指標など＞12日：ユーロ圏小売売上高（18:00）、13日：米財政収支（3:00）中国貿易収支（11:00頃）英GDP（15:00）英製造業生産（17:30）米消費者物価指数（21:30）OPEC石油在庫統計（23:30）、15日：米連銀経済報告ベージュブック（3:00）豪雇用統計（10:30）米小売売上高（21:30）、16日：中国GDPや小売等（11:00）ユーロ圏消費者物価指数（18:00）ユーロ圏財務相会合、日米首脳会談など

今週はユーロ以外は売り目線で臨みたいと思います。米国のコロナワクチン接種や追加経済対策、またFRBは2023年迄緩和スタンスを固持しており、景気回復によるインフレ上昇と金利高への期待でドルは買われてきましたが、先々週の雇用統計やISM非製造業景況指数等が大幅に良好な結果となり利食いも出てきそうです。ただ、アメリカ経済は強くドル高基調には変わりは無いと思います。

・ドル円ですが、週足大陰線が継続すると考え、先週の値幅の半値返しで同じ値幅の下落を予想して、上値110.2円、下値108.1円とみています。

・ポンド円ですが、ドル円同様に上値151.5円、下値147円とみています。

・ポンドドルですが、4時間足の前回安値に達しており下抜けするかどうか、下抜けの3波想定で、上値1.372～1.38、下値1.34とみています。

・ユーロドルですが、売りポジションが膨らんでおり買い戻しが続くと思われます。4時間足の先々週の安値を起点とした上昇トレンドを想定し、上値1.203、下値1.184とみています。

・ユーロ円ですが、ユーロドルと同じ状況です。4時間足チャネルラインは上向きで、上値131.8円、下値130.2円とみています。

・オージドルですが、4時間足下降チャネルライン0.76のサポートが強いですが下抜けすると大きく売られそうです。上値0.765、下値0.73と考えました。

・オージドル円ですが、オージドルと同じく82円台が固そうですが下抜けすると、上値83.8円、下値80.8円と考えました。

＊上記のレートは、先週の高値と安値に値幅を加味して書いていますが、業者間で提示するレートやスプレッドが違います、また、相場が急変した時はレート通りにはならないのでご注意ください。特にストップは一律30pip等や、リスクリワード、損益の目標決済、時間決済、レジサポラインやトレンドライン、チャネルライン、逆行など、各自でも設定をお願いします。