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これまでの相場は、東京で買われると欧州で売られ、朝の始値に戻ってくる展開です。

強いのはオージドルですが、前回日足の高値は抜けていません。

英ブレグジットについては、欧州連合バルニエ主席交渉官が「明るい材料なし」「論争に隔たり」と交渉は暗礁状態のようです。

コロナについては、感染者数過去最高を更新したり、少し下げたりで、依然と減少する傾向はありません。

経済指標も悪化、もしくは予想より良好でも前回よりは悪化、つまりあっかん（悪化）です。

ただ、株価だけは希望を求めて高値を追い続けて上昇中。

さて、人間は前途多難の時に、どうするでしょうか？

ポジティブに道を切り開いていくか、もしくは諦めるか、どちらかに分かれるでしょう。

チャートも同じ、どちらに転ぶかわからないところに来ています。

ドルストレートは日足前回高値を3か月かけても抜け切れていません。年末に向けて上抜いていくのか、それとも・・・

私達は、前途多難である相手（欧州や英国など）がどうするのか、わからない時こそ、様子見またはコツコツですね。

 

ドル円ですが、売り、戻りは104.15~104.2円、下値は103.8円、103.5円です。

ポンド円ですが、売り、上値は139円、下値は138.6円台に達しています。次は、138.3円、138円です。

ユーロドルですが、売りから買いに変化しています。上値は1.194、1.1967、下値は1.19、1.189です。

オージドルも戻り売りから買いに転換となっています。本日高値0.7385、日足高値0.7413を上抜くかどうかです。

今週最終日、動きが少ないのでゆっくりとして下さい。

＊上記の上値と下値は、直近の高値と安値、またそれに値幅を加味して書いていますが、相場が急変した時は上値や下値通りにはならないのでご留意ください。