皆さん、こんばんは。ダメおやじです。
初心者向けのチャート解説になります。ドル円日足で解説します。
1 チャートの形を知る
チャートには下図のように形があります。たくさん、ありすぎて大変なので、相場のトレンド転換に出現するダブルトップやボトム、三尊や逆三尊、相場のトレンドの加速化につながるペナント(三角形)、フラッグ(四角形)を覚えるといいでしょう。ただ、この図のようにきれいな形で出てくるチャートはほぼありません。そこで、次のテクニカル分析を勉強するといいでしょう。
2.テクニカル分析の勉強
テクニカル分析には①エリオット波動とフィボナッチ係数、②移動平均線とグランビルの法則、③一目均衡表などがあります。どのテクニカル分析を使っても、売買レートはほぼ同じレートになります。自分がチャートを見た時に見やすいテクニカルを使う事をおすすめします。
①エリオット波動には主に5波があり、1つの波の中にも小さな波で5波を形成しています(これをフラクタル構造と言う)。
フィボナッチ係数はエリオット波動の波の高値から安値を基に、どこまで戻すかに使われます。23.6%、38.2%、50%(半値戻し)、61.8%、100%(全戻し)、123.6%、138.2%、150%、161.8%・・・などで使われます。
②移動平均線とグランビルの法則は、移動平均線のゴールデンクロスで買い、デットクロスで売りです。移動平均線に併せてボリンジャバンドをおすすめします。ボリンジャーバンド5σ2は値動きに対する理論的な高値や安値を提示してくれています。この理論的というのが「ミソ」で、テクニカル分析の全てが理論で構築されており、強いて言えば理論武装した方がいいでしょう。ただ、相場は行き過ぎがあり、理論通りにならない時もあります。その時は、私は勝率100%という魔法みたいな夢みたいなものは存在しないと考えて、損切りという手法を使います。
③一目均衡表は移動平均線を変形したもので、雲を上抜くと三役好転で買いシグナル発生、逆に雲を下抜くと三役逆転で売りシグナル発生ですが、上記のエリオット波動やグランビルの法則とほぼ同じです。また、何もテクニカルを表示せずにフィボナッチの水平ラインだけを表示している方もいます。
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