2020年11月3日に米大統領選挙があります。現職のトランプ大統領とバイデン氏が接戦であり、どのような結果になるか読めない展開となっています。ややバイデン氏有利との報道もありますが、前回も不利な状況を打破してトランプ大統領が勝ちました。選挙はやってみないとわからないため誰にもわからない展開です。
マーケットでもそれを見越して大口投資家のフローが減少していき、ドル円は歴史的な低ボラティリティ状態が続いており結果待ちと言えるでしょう。上図のチャートは前回の結果ですがトランプ大統領勝利で下がるかと思われていたドル円は急騰する結果となりました。
これは全てにおいて素人政治家で悲観視されてきたトランプ大統領が、各種政策について期待感(それほど悪くないかも)という思惑が広がったことと、それまで売り込まれてきたストップロスを巻き込んだため急騰となったと思われます。今回はそれまでの偏りがなく横ばいが続いているため状況は少々違うかもしれません。
しかし、英ジョンソン首相もブレグジットについては米大統領選挙の結果を見極めてからと語っていたこともあり、世界経済や為替相場に大きな影響を与えることは間違いがないでしょう。大口投資家のフローが出てくることも考えられるため、トレンドの初動を意識する事も必要でしょう。
また、米大統領選挙の投票日前後については相場が乱高下するため注意が必要です。各FX会社も注意喚起を出しているようです。
米大統領選挙投開票(11/3~11/4)に伴う相場変動に関するご注意事項[20/10/23]
すでに報道されております通り、日本時間11月3日(火)~4日(水)にかけて米大統領選挙の投開票が予定されており、この前後において為替相場が急変動する可能性があります。お客様におかれましては、ポジション軽減の事前調整ならびに追加資金のご入金を行なっていただく等、口座管理につき十分ご注意くださいますようお願いいたします。そのほか、以下の注意事項につきましても十分にご認識のうえ、口座管理をお願いいたします。(外為どっとコム)
さらに、みんなのFXなどでは米大統領選挙予想キャンペーンも実施しているので、選べる国産和牛カタログギフトやAmazonギフト券を貰える可能性があるようです。キャンペーンページには今回の米大統領選挙を学べるコンテンツや最新の得票率推移なども確認する事ができます。
トレードで大切な事は事前に準備できる事はしっかりとしておくことです。今ポジションを持っているなら今後どうするのか?投票時にポジションを持つのか?持つのならどういうトレードをするのか?などを事前にシミュレーションをしておくことで本番慌てることも少なくなるでしょう。