投資はギャンブル”から「学び」へ

9月19日のTBSテレビ新・情報7daysニュースキャスターで放送された「投資はギャンブル”から「学び」へ」では、コロナ禍でネット投資に興味を持った若者が増えていると報道されていました。背景には政府が個人投資家を応援する試みがあり、証券会社もワンコイン投資やポイント投資、おつり投資などスマホで手軽に行えるものを出すようになったからでしょう。さらに、老後2,000万円問題や仕事で給料が上がらないなど社会的不安の高まりもあると思います。

若い投資家が増える事は良い事でマーケットが活性化して各種サービスが良くなることだと思います。また、投資は資本主義の権化みたいなものですので、積極的に勉強して仕組みを理解していく価値はあるでしょう。これをきっかけとして個人の金融リテラシーが向上して自らポートフォリオなどを考えて資産形成するようになれば良いと思います。

これまでの日本はお金儲け=悪というイメージを持たれている人もおられ、体を動かして額に汗して稼げなければならないという美学がありました。それに反した人だけが異端としてギャンブルのように投資を扱ってきたから伸るか反るかというやり方が目立つことになりました。それがメディアに取り上げられと負の連鎖でした。

しかし、投資とは虚業ではなく社会的にもなくてはならないものです。株式投資は将来ある会社やプロジェクトの支えとなり、FXなどの為替投資は流動性を提供し貿易業等での商売を円滑にしています。お金を殖やす事は明るい未来を勝ち取れる光になり得えるので誰にでも平等なチャンスが提供されるものです。この社会的意義は大きいでしょう。

投資にはローリスクローリターンのものからハイリスクハイリターンのものまであります。ハイリスクは怖い!と思う人はローリスクローリターンを選べばいいですし、投資をしない選択肢もあるでしょう。ただ、ハイリスクを悪だと決めつければ、ハイリターンが欲しいとする人のチャンスまで奪う事になります。色々な考え方や選択肢が社会を彩るように、投資もそれぞれの存在は価値があるというものです。

だからこそ、リスクに関して学ぶことをしないといけませんし、政府や証券会社なども啓蒙できる活動を強化するべきでしょう。お互いが合致すれば金融リテラシーの高い国民国家として世界に誇れる存在になれると思います。よくわからない=悪であるという考え方や打ち出し方から成長する必要があるでしょう。

株やFXなど投資で損失を出している人もいますが、利益を出し続けて専業トレーダーとして活躍している人も多いです。誰でも楽しく投資を勉強し話題として盛り上がれる、そんな環境が広がっていく事を望んでいます。学校教育にも取り入れて行ってほしいとも思います。そのためにも我々トレーダーが結果を出すために頑張る事も追い風になると思います。

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