FXの結果は相場次第を忘れない

私たちは為替相場に挑む時には、ファンダメンタルズ情報を整理してテクニカル分析を用いてトレードをすると思います。今ある相場に対してどのように対峙してうまくpipsをかすめ取っていけるか?を考えて行動します。動く相場に対して一番効率が良いタイミングを見計らって仕留める、いわば狩りのような考え方とも言えるでしょう。

狩りである以上、相手がいる必要がありますし、何をどのように狩るのかを考えて準備しておく必要があります。また、重要な事はターゲットがそこにいるかどうか?それが強いのか弱いのか?この見極めになってきます。私たちはそれを考えずに、機械的に相場と対峙して取り組んでしまっている場合があります。

本来なら弱くて単体を狙わないといけないのに、強く群れをなしている獲物を知らずにうちに狙っている場合もあります。この見極めはとても大事であってぼーっと相場に取り組んでいたら火傷します。つまり、FXで結果を出すのは相場次第であり、自分の手法や準備が整っていないのであれば見送る場合もあり得ることです。

どんな相場であっても自分の持っている手法やノウハウを強引に当てはめてもうまくいきません。それに気づかずにより強引に押せば焦って、取り返したい気持ちが強くなり大負けします。自分の手法やノウハウが通用しない相場であれば、一旦引いて少し変えて対応してみることです。それでもどうしてもダメなら静観することです。

逆に手法やノウハウがばっちりとハマって利益が出る相場であれば、一生分の利益を狙う気持ちで勝負する必要があるでしょう。この呼吸が合致すれば安定した結果となると思います。勝負事なので勝ち負けは必ず出てきますが、その時に「押し引き際」をどれだけ調整できるかが大事になってきます。まずは、FXの結果は相場次第であると思い、対応できる手法や準備を抜かりなく整えるようにしましょう。