FXは一人で黙々と取り組むものではありますが、時には外に目を向けて他のトレーダーがどのような考えで取り組んでいるのか知ることも大事です。
これまでもFXは投資家心理を見極めて、時にはストップロスを巻き込んだ動きとなるシーンを想定して仕掛けるのが大事だと書きましたが、それを知るためにも相手がどのような心理状況か知ることは大事です。
まずは、定量的な数字の確認として、IMMポジションや各FX会社で発表になっているオーダー情報をチェックすると良いでしょう。これはみんなのFXなどでチェックすることができます。トレードしようとしている通貨ペアでは、いくらくらいのオーダーが厚いのかなど知ることができるので便利です。
さらに、それを基に定性的なアプローチとしてトレーダーの生の声をチェックする事も有益です。例えば、各FX会社でも確認できるFXニュースなどで専門家の見方などを知ることもできますし、当ブログのコメント欄などでも知ることができます。また、FXブログやTwitterなどでも一般投資家が今どのように考えているのかを知ることができます。
これらを総合的に考えてチャートを見ていきましょう。現在が強気か弱気相場なのか、どのあたりのポジションが固まっていて、どうなればブレイクしやすいのか、を頭の中でイメージしてストーリーを作っていくとトレードしやすいと思います。
1人だけでチャートを眺めてトレードをしているだけでは、形として捉えることしかできないため、過去の分析はできても未来の予想の根拠が乏しくなってしまいます。過去の流れも把握しつつ現状はどのような考えで各トレーダーが相場に参加しているのかを知ることで、より深く分析をすることができると思います。
FXの答えは儲かる事ですので、形で判断するテクニカル分析で儲かれば全然OKですが、もし、うまく行っていないなら上記も参考にしてみてください。
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