相場の節目(転換点)を確認できるようになろう!

節目という言葉がよく使われますがいったいどのようなものでしょうか?辞書で引くと「物事の区切り」という意味になります。相場で言うならば、価格と時間の区切りが節目ということです。具体的に価格の節目とは、直近の高値や安値、抵抗線や支持線、またはテクニカルの売買ポイントなども価格の節目になりえます。

■支持線と抵抗線

テクニカル分析の王道的なものですが、支持線とは、チャートの谷と谷を直線で結びそれを延長したものでサポートラインと呼ばれます。また、抵抗線とは、チャートの山と山を直線で結び延長したものでレジスタンスラインと呼ばれます。

 

 

 

 

 

 

図1でいえば、AとBの延長線、CとDの延長線、EとFの延長線、BとDの延長線などがあり、線を上に抜ければサポートラインとなり、下に抜ければレジスタンスラインとして機能します。上記のチャートからはBとDを引いた下降線で上値は抑えられています。この場合は下降トレンドであることを確認出来ます。さらに、EとFに引いた線を下抜けしてきているので、次はGの線まで下落するかどうかが注目されるということになります。

このように値段が下落している時であれば、途中の高値を結んでやるとレジスタンスラインを引くことができますし、値段が上昇している時であれば、途中の安値を結んでやるとサポートラインになります。この各ラインに近づいたタイミングで売り買いをするということもできますし、それらの線をぶち抜いた(ブレイクアウト)を確認して売り買いするということもできます。

相場には大きく分けて、上昇相場、レンジ相場、下降相場と3つしかないと言われています。上昇相場の時はサポートラインを意識しながらのトレードとなりますし、下降相場ではレジスタンスラインを意識したトレードになると思います。また、レンジ相場ではC-D、E-Fのように水平に線を引いた範囲の上下を狙うトレードになると思います。

それをリアルにチャートを眺めながら、すぐに線を引けるように日頃から訓練をしておく必要があります。コツさえ掴めば誰でも簡単にできるようになります。しっかりと練習しましょう。

また、節目はチャート上に現れるもの以外にも、ファンダメンタルズ的なものを含めると様々なものがあります。詳しい解説はFX勉強会でしていますので、無料メルマガ登録をして確認してみてくださいね。