「トリキの錬金術」というものをご存じでしょうか?これは政府の飲食店支援策「Go To イート」キャンペーンを使った錬金術で、オンライン飲食予約サイトを経由するとディナー時間帯(15時以降)は1000円分のポイントが付与され、「とり釜飯」1品(税込327円)だけをオーダーし残りの673円分の「儲け」を得ることです。基本的には上限がないため、10店舗を回れば、6730円の儲けが出て付与上限の10人で10回繰り返せば、6万7300円ものポイントが発生するようです。(記事)
また、農水省は「理論上、問題はない」「店側で条件を決めることができるため、自由に決めるべき」と容認しており、これを使って成果をSNSでアップしている人もいるようです。店側は儲けが出ないので、早々に条件変更をしてくるでしょう。ただ、認知と集客を得ることができたので一定の効果はあったかもしれません。
賛否両論ありますが合法的な利用方法の内において、ルールを理解して行動をしている人は利益を得られたと思います。実は社会では同様のことが起こっています。情報に敏感であり行動に移せる人が利益を得られるという事です。ただ、大勢はそんなことがあっても嘘だすぐ是正されると見ないようにしています。そこに差が生まれます。
これはトレードでも同様です。情報に敏感でありチャンス時にすぐトレードができる人が成功します。時には上記の「トリキの錬金術」のようにテレビゲームの裏技か?と思うような好相場も出てきます。その時にいかに利益を出せるか、トレードができるかが勝負なるでしょう。それまでは準備期間かもしれませんね。
資本主義経済では物凄い勢いで変化が求められます。新しいものが生まれる時には不均衡が生まれ、金脈と呼べる稼ぎ放題のチャンスも生まれます。商売でも相場でも必ずそういう時があります。普段からトレードの勉強や研究をしていると思いますが、そういう視点をもって取り組むのも一興ですよ。見えてなかったものが朧気ながら見えてくる瞬間は楽しいものです。相場は動き続けているのでチャンスの塊ですよ。