本日（8月27日）22：10からパウエルFRB議長が金融政策の枠組み見直しについて講演する予定です。（但し、通例では21時頃に原稿がアップされる模様なので前後で動きがある可能性があります）流れとしては、8月19日公表の議事要旨でイールドカーブ・コントロール（長短金利操作）に慎重意見が出て、一時ドル買いが出る局面もありましたが、新型コロナの影響で米経済指標が弱く金利低下と相まってドル売りが出ました。

このような状況下で9月15-16日開催のFOMCでどのような発表をするのかが注目されており、本日22：10から始まるパウエル議長の講演内容に注目が集まっています。市場のコンセンサスとしては「フォワードガイダンス強化などへの思惑が広がればドル売りに振れやすい」であり、予想通りなら凪だと思いますがサプライズが起これば動く可能性もあります。

その他にも、トレイダーズ証券の井口さんも解説されているように月末の受け渡し最終日に当たることから、実需関係の売買も入りやすい可能性があります。あまり無理をしたくない人は事前にポジションをスクエアにしておくことや、チャンスを狙いたい人は準備をしておく価値はあると思います。

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