テレビや新聞、ネットニュースなどでもFXは儲からないハイリスクな投資商品と紹介される事もあります。中には99%の人は負けて一部の人しか勝てないと吹聴するものもあります。しかし、実際のデータを確認してみると99%の人が負ける所か利益を出している人のほうが多い時もあります。
2018年4月に金融先物取引業協会が発表した「FX実態調査(外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査)」によると、年間で利益を出している人の割合は60.3%だそうです。金先協会が出している信憑性が高いデータなので間違いはありません。
内訳をみると、FXの経験年数は「5年以上」で44.9%、「1年以上3年未満」で21.4%で大半を占めています。この経験年数を見ると初心者で研究中と言えるくらいの人たちであり、それでも60%以上の大半の人が年間を通じて利益を出していたことになります。
得体のしれない先入観を持たない
テレビや新聞、ネットニュースなどでは他の金融商品を薦めるために、FXを貶めてデマを吹聴する事も見受けられます。逆に、極端な成功事例のみをPRするものもありますので、最終的には自己判断で決めていく必要がありますが、何でもイメージだけで決めつけるのではなく試して確認してから信じるほうが良いでしょう。
そうでなければ、間違った思い込みからスタートして目標とズレてしまう結果となることがあります。FXでうまく行かない時などは弱気になりますが、そういう時こそネガティブな話題に引っ張られやすいです。そうなると良いパフォーマンスが発揮できなくなる恐れがあります。
社会の空気で何となくそうなのかなと思うのではなく、自分で考えて行動する事が必要になってきます。大衆心理に呑み込まれて同じ行動をしていては、FXでも他人の利食いに当てられてしまいます。先入観を持たずに何が真実で自分の為になるのかを見極める意識をもって行動しましょう。