本日22:30 2020年3月米雇用統計発表!
毎月恒例の米雇用統計が本日の22:30に発表となります。最近は以前より米雇用統計発表による為替相場へのインパクトが薄い印象がありますが、今回は注目するべきものになると思います。理由は新型コロナウイルスにより企業業績に影響を与えていますので、雇用統計にもどの程度反映させるのか?を注目されているからです。
2月非農業部門雇用者数は前月の結果が22.5万人で今月予想が19.5万人となっており、2月失業率は前月が3.60%で今月予想が3.50%となっており、これらの数字を上下する結果となればサプライズでドル円を中心に為替相場が乱高下する事も考えられます。
特に今週はコロナ関係で株式、債券、為替相場が乱高下していて、利下げを断行しながらマーケットは先を織り込もうとしています。雇用統計発表時前後の株式、債券市場の動きにも左右されてくるでしょう。ボラティリティが出てるので今月は見逃せないと思います。
事前に準備をしておくことは?
これはいつもと同じことになりますが、1日の為替相場のイメージを持ち資金管理をしっかりとすることです。特に損切り値は明確であるか?その時には実行できるのか?を確認しておき、できる限り想定内の中でトレードができる環境を整えておくことです。
ポジションを持っている人なら決済しておきフラットな状態で米雇用統計を迎える人も多いです。理由は、相場が乱高下した際には逆指値や成行約定が滑ってしまう危険性があるからで、それであればフラットな状態からチャンスが来たら参入するほうが確実と考えるからです。
また、スプレッドもワイドになるのは避けられませんし不確定要素が増えるため、それだけトレードは難しくなると言えるでしょう。動きが出る事はチャンスが増える半面で、リスクも増えるためある程度のスキルが要求される可能性が高まるという事ですね。
また、敢えてギャンブル的なトレードを割り切ってする人もいます。レバレッジも高めにして上がるか下がるか予想して、事前にポジションを持っておくというものです。いつもやるトレードでは推奨できませんが割り切ってやるなら、一つの楽しみというか手法だとも思います。
とにかく、ボラティリティが出る可能性が高い日時がわかるというのは、使い方によってはチャンスと言えると思います。自分は何ができるのか?を色々な角度から考えてチャレンジしてみる機会はあると思います。
米雇用統計時に頼れるFX業者は?
冒頭でご紹介しましたJFXやヒロセ通商もお薦めできますが、特に約定能力に特化した米雇用統計時にお薦めのFX業者が下記になります。FXプライムはスプレッドはややワイドですが思ったレートでばちっと約定すると定評があります。実際に試してみて判断してください。