昨年秋に勃発したドル円スプレッド競争ですが、1社だけゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF)が0.1銭を守り続けています。「日本 No.1 最狭スプレッド挑戦計画」を掲げており、他社より不利な数値であればすぐさま改善する姿勢を貫いており、FX業界の家電量販店のようなスタイルですね。トレーダーからすると本当に有難い事です。
新型コロナウイルスの影響で株式市場が荒れて、FX相場のボラティリティもある程度出てきたため、株式からFXへ乗り換えをしている人も増えているようです。投資信託も解約が相次いでいて長期契約ものは大変で、証券会社の窓口も大慌てだそうです。
また、為替も動き出したことですので、スキャルをする人にとっては再度スプレッドを比較して、自分に有利なトレードができるように検討してみましょう。中長期運用と違い売買回数が多くなればスプレッド差もバカにならないので、必ずチェックすようにしましょう。
■ドル円スプレッド0.1銭
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スプレッドが狭いとなぜ良いのか?
改めてスプレッドについて説明すると、レートには売値と買値があり同一ではありません。為替ニュースなどで「現在ドル円は110.001~110.003で売買されています」と報じられていますが、これは買う時は110.003、売る時は110.001でという意味なのです。この差をスプレッドと言って業者の手数料となるのです。
つまり、投資家からするとスプレッドは毎回取引時にかかりますので、狭ければ狭いほど手数料を取られないで済むという事です。大きなロットでたくさん取引をするスキャルピングであれば、スプレッド差が大きくなり年間単位で見ると膨大になる可能性があります。
それ以外にも、トレードが楽になります。例えば、勝った瞬間にスプレッド分だけ損失でスタートするのですが、それが少なければすぐにプラスに転じる可能性が高く、すぐに利食いをして次、次とトレードする事ができます。ポジションを持ってもプラテンしなければリズムが狂います。
特に短期売買をする人は死活問題となるようなことなので、スキャルをやっている人は実際に試してみてください。数字だけでなくトレードが楽にると思います。マイナスになっていても建値に戻りやすく逃げやすくなるのも有難い事です。
スプレッドが狭くても約定能力は大丈夫?
スリッページや約定拒否などが起こればいくらスプレッドが狭くても意味がないのですが、今のところはそれによって不利益を被ったという体験もないですし、情報も聞いていません。これだけ低スプレッドを提供できるということは、インターバンクに繋いでおらず呑んでいると思いますので、そこできちんと約定されていれば問題がないと思います。
今後のスプレッド競争はどうなるのか?
基本的にはこのまま続くと思います。マイナー通貨によるスプレッド縮小は局部的に行われるかもしれませんが、メインのドル円のスプレッドは超大手が動かなければ変化はないでしょう。昨秋も楽天証券が口火を切ることで始まりました。それを考えるとFXTFの天下が続くのではないかと思います。
まとめ
投資家にとってスプレッド競争をしてくれて、良い条件を提示し続けてくれるのは嬉しい事です。また、それ以外のシステム開発やサービスなど、成熟した業界でも新しいものを提供してくれる業者のスタンスは好感を持ちます。私たち投資家はそれらを活用して、良い悪いとはっきりと意見を表明していく事でお互いにメリットがあるでしょう。
FX口座も無料で作れて入出金もコストがほぼかからないので、実際に作ってみて試してみるのが一番良いと思います。スプレッドが狭くて短期売買に向いていたり、スワップが高くて長期運用に向いていたり、自動売買に向いていたり、と強みがそれぞれ違います。そういう下準備をしっかりとしている投資家に女神は微笑んでくれると思います^^。